大きな数について考えましょう。毎日の生活の中で、あるいはニュースに出てくる数字で大きい数の単位といえば億(おく)、あるいは兆(ちょう)ですね。日本語では数の単位はどこまであるでしょうか?江戸時代に数の単位を示した人がいます。吉田光由(よしだみつよし)という数学者です。ちょっと書いてみますね。兆(ちょう)の次はけい、がい、じょ、じょう、こう、かん、せい、さい、ぎょく、ごうがしゃ、あそゆぎ、なゆた、ふかしぎ、むりょうたいすう(無量大数)。最後の無量大数はゼロが72個も並ぶ数になります。すごいですね。でも数はどこまでも続いていきます。なんだか不思議な気がします。